【初心者向け】多肉植物 三日月ネックレスの育て方|枯らさないコツと増やし方
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【初心者向け】多肉植物 三日月ネックレスの育て方|枯らさないコツと増やし方

6/1/2025, 2:26:46 AM

ぷっくり葉っぱが可愛い多肉植物「三日月ネックレス」。育て方は意外と簡単?水やりや置き場所、増やす方法まで、初心者さんが知りたいコツを解説します。

Table of Contents

ぷっくりした葉っぱが連なる姿が可愛い多肉植物、三日月ネックレス。そのユニークな形に惹かれてお迎えしたものの、「どう育てればいいの?」「他の多肉植物と同じで大丈夫?」と不安に思っている方もいるかもしれませんね。多肉植物 三日月ネックレスは、ちょっとしたコツを押さえれば初心者さんでも上手に育てられます。この記事では、三日月ネックレスを枯らさずに元気に育てるための水やりや置き場所のポイント、さらに嬉しい増やし方まで、分かりやすく解説していきます。これを読めば、あなたのお部屋でも可愛い三日月ネックレスがどんどん増えていくはずです。

多肉植物 三日月ネックレスってどんな植物?

多肉植物 三日月ネックレスってどんな植物?

多肉植物 三日月ネックレスってどんな植物?

多肉植物 三日月ネックレスの基本情報

多肉植物のコーナーで、つぶつぶした葉っぱが連なっているのを見たことありますか?

あれ、「ネックレス系」って呼ばれる多肉植物の仲間なんです。

その中でも特に人気なのが、今回の主役、三日月ネックレス。

葉っぱが名前の通り、ちょっと細長くて三日月みたいな形をしているのが特徴ですね。

正式名称はセネシオ属の「ルビーネックレス」の緑葉タイプなんです。

ルビーネックレスは葉っぱが紅葉するとワインレッドになるんですけど、三日月ネックレスは一年中きれいなグリーン。

垂れ下がるように伸びるので、ハンギングなんかで飾るとすごくおしゃれですよ。

原産地は南アフリカの乾燥した地域。

だから、乾燥には強いけど、じめじめした環境は苦手なんです。

三日月ネックレスの魅力と育てやすさ

三日月ネックレスの魅力は、やっぱりその可愛い見た目と、比較的手間がかからないところでしょう。

ぷっくりした葉っぱを見ているだけで癒されますし、どんどん茎が伸びてボリュームが出てくる様子を見るのも楽しいです。

「多肉植物って難しそう」と思っている初心者さんにもおすすめできる品種の一つです。

もちろん、植物なので最低限のお世話は必要ですけど、ポイントを押さえればそうそう枯れることはありません。

水やりのタイミングとか、置き場所とか、ちょっと気をつけてあげるだけで元気に育ってくれます。

それに、もし茎が徒長(間延びすること)しちゃっても、そこから簡単に増やせるのも嬉しいポイント。

まさに、育てて楽しい、見て可愛い、そして増やせるという三拍子揃った多肉植物と言えますね。

植物名

多肉植物 三日月ネックレス

科・属名

キク科セネシオ属

原産地

南アフリカ

草丈

垂れ下がる

特徴

三日月形の緑色の葉

多肉植物 三日月ネックレス 枯らさない水やりと置き場所

多肉植物 三日月ネックレス 枯らさない水やりと置き場所

多肉植物 三日月ネックレス 枯らさない水やりと置き場所

失敗しない水やりのタイミングと量

さて、可愛い三日月ネックレスをお迎えしたら、次に気になるのが水やりですよね。

「多肉植物って水をあんまりあげなくていいんでしょ?」って思われがちですが、実はそう単純でもないんです。

多肉植物 三日月ネックレスを枯らさないための水やりの基本は、「土が完全に乾いてから、鉢底から水が出るまでたっぷりあげる」こと。

これが一番重要です。

土が湿っているのに水を与え続けると、根っこが呼吸できなくなって、あっという間に根腐れしちゃいます。

特に、ぷっくりした葉っぱに水分を蓄えているので、多少水やりを忘れても大丈夫。

むしろ、「ちょっと乾燥気味かな?」くらいの方が、根っこが水を求めてしっかり伸びてくれます。

指を土に刺してみたり、鉢を持ち上げて軽くなっていたら水やりのサイン。

季節によって乾き方が全然違うので、季節ごとの頻度を覚えるより、土の状態を観察する方が確実ですよ。

多肉植物 三日月ネックレスに最適な置き場所

水やりと同じくらい、いやそれ以上に大切なのが「置き場所」です。

多肉植物 三日月ネックレスは、明るくて風通しの良い場所が大好き。

でも、真夏の直射日光は葉焼けの原因になるので避けてください。

午前中の柔らかい光が当たる場所か、レースのカーテン越しの日光がベスト。

日照不足になると、茎がひょろひょろと間延び(徒長)して、せっかくの可愛い形が崩れちゃうんです。

風通しが悪いと、土が乾きにくくなって根腐れしやすくなったり、病害虫が発生しやすくなったりします。

室内で育てる場合も、窓を開けて風を通したり、サーキュレーターを使ったりする工夫が必要です。

冬は寒さに弱いので、最低気温が5℃を下回るようなら室内に移動させてあげましょう。

窓際も夜は冷え込むことがあるので、部屋の中央寄りに置くなど、場所を選んであげると安心です。

  • 水やりは土が完全に乾いてから
  • 鉢底から水が出るまでたっぷり
  • 真夏の直射日光は避ける
  • 明るく風通しの良い場所がベスト
  • 冬は室内に移動

肥料とその他のお手入れ

多肉植物 三日月ネックレスは、基本的に肥料をたくさん必要とするタイプではありません。

植え付ける時に、緩効性の肥料を少量混ぜておけば、しばらくは追肥の必要はないくらい。

もし追肥をするなら、生長期の春や秋に、薄めの液体肥料を月に1回程度で十分です。

肥料のあげすぎは根を傷めたり、徒長を招いたりするので要注意。

「うちは肥料あげてないけど元気だよ!」っていう話もよく聞くので、無理にあげる必要はないかもしれませんね。

徒長してしまった場合は、思い切ってカットして仕立て直すのがおすすめ。

カットした部分は挿し木として増やせますし、カットした下の部分からは新しい芽が出てきてこんもりしてくれます。

病害虫は比較的つきにくい方ですが、風通しが悪いとカイガラムシなどが発生することもあります。

日頃から葉っぱを観察して、何か異変がないかチェックしてあげましょう。

多肉植物 三日月ネックレス 植え替えと増やし方

多肉植物 三日月ネックレス 植え替えと増やし方

多肉植物 三日月ネックレス 植え替えと増やし方

多肉植物 三日月ネックレス 植え替えのサインと方法

多肉植物 三日月ネックレスを育てていると、だんだん鉢がいっぱいになってきたり、水の吸い込みが悪くなったりすることがあります。

それは「植え替えが必要だよ」というサイン。

根っこが鉢の中でぐるぐる巻きになっている「根詰まり」を起こしている可能性が高いです。

植え替えに最適な時期は、生長期である春(3月〜5月)か秋(9月〜11月)。

梅雨時期や真夏、真冬は植物に負担がかかるので避けた方が無難です。

植え替えの手順は簡単。

まず、古い鉢からそっと株を抜き取ります。

根っこについている古い土を優しく落として、傷んだ根や黒ずんだ根があればカット。

一回り大きな鉢に、多肉植物用の新しい土を入れて株を植え付けます。

植え付け直後は水やりをせず、数日置いてから最初の水やりをすることで、根が新しい環境に馴染みやすくなりますよ。

多肉植物 三日月ネックレス 簡単にできる増やし方

多肉植物 三日月ネックレスの魅力の一つが、その増やしやすさ。

特に「挿し木」は、びっくりするくらい簡単に成功します。

伸びすぎた茎をカットするついでに増やしてみるのがおすすめ。

増やしたい長さで茎をカットします。

この時、葉っぱが数個ついている状態がベスト。

カットした茎を、風通しの良い日陰で2〜3日乾かします。

切り口をしっかり乾燥させることで、腐りにくくなります。

乾燥させた茎を、多肉植物用の土に挿します。

土に寝かせておくだけでも根が出てきますが、少し土に挿した方が安定します。

根が出るまでは水やりは不要。

1週間〜数週間で根が出てくるので、根が出てから水やりを開始します。

「え、これだけでいいの?」ってくらい簡単なのに、成功率が高いのが嬉しいですね。

多肉植物 三日月ネックレス 根腐れを防ぐ土選び

多肉植物 三日月ネックレスを元気に育てるには、水はけの良い土を選ぶことがすごく重要です。

原産地が乾燥地帯なので、じめじめした土は苦手。

市販されている「多肉植物用の土」を使うのが一番手軽で間違いありません。

自分でブレンドする場合は、鹿沼土や赤玉土などの無機質な用土を多めに配合し、腐葉土などの有機物は少量にとどめるのがポイント。

水はけの悪い土を使うと、根腐れのリスクがぐんと上がってしまいます。

japanplantcare.comでも、多肉植物に最適なオリジナルのブレンド用土を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

土選び一つで、水やりの管理が楽になったり、根腐れのリスクを減らしたりできるんです。

ちょっとこだわって土を選んでみるのも楽しいかもしれませんね。

  • 市販の多肉植物用土が手軽
  • 自分でブレンドするなら無機物多めに
  • 水はけの悪さは根腐れの元

多肉植物 三日月ネックレス 栽培のよくある疑問

多肉植物 三日月ネックレス 栽培のよくある疑問

多肉植物 三日月ネックレス 栽培のよくある疑問

葉がしわしわ...これって大丈夫?

多肉植物 三日月ネックレスを育てていて、「あれ?葉っぱがしわしわになってきた…」って経験、ありませんか?

これ、一番多いのが「水切れ」のサインなんです。

特に夏場や、暖房の効いた部屋など、乾燥しやすい環境だと葉っぱの水分が減ってしわしわになりやすいんです。

土がカラカラに乾いているのを確認したら、鉢底からたっぷり水を与えてみてください。

数時間から一日くらいで、葉っぱがぷっくり元に戻るはずです。

ただし、水をあげすぎているのにしわしわになる場合は、根腐れで水分を吸えていない可能性もあります。

その場合は、一度土から抜いて根の状態を確認した方が良いでしょう。

もう一つよくあるのが、茎がひょろ〜っと間延びする「徒長」です。

これは日照不足のサイン。

「もっと光ちょうだい!」って植物がSOSを出してるんです。

徒長した部分は元に戻らないので、思い切ってカットして、日当たりの良い場所に移動させてあげましょう。

冬越しと病害虫対策はどうする?

三日月ネックレスは、南アフリカ出身なので寒さにはあまり強くありません。

霜に当たると枯れてしまうことがあるので、冬場は室内に取り込むのが基本です。

室内でも、暖房の風が直接当たる場所や、夜間に窓際が冷え込む場所は避けてください。

理想は、日当たりの良い窓辺で、最低気温が5℃以上を保てる場所。

冬の水やりは、生長がゆっくりになるので回数をぐっと減らします。

土が完全に乾いてから、さらに数日待ってからあげるくらいでちょうど良いでしょう。

乾燥気味にすることで、耐寒性も少し上がります。

病害虫に関しては、風通しが悪かったり、水やりが多すぎたりすると、根腐れやカイガラムシ、アブラムシなどが発生することがあります。

日頃から葉っぱの裏などをチェックして、早期発見・早期対処が大切です。

もし見つけたら、ピンセットで取り除くか、専用の薬剤で対処します。

三日月ネックレス、育ててみたら案外いける

多肉植物の三日月ネックレス、最初は「あの可愛い形を維持できるのか?」と不安だったかもしれません。でも、ここまで読んだあなたなら、水やりも置き場所も、そして増やす方法だって大丈夫なはずです。植物相手に絶対はありませんが、基本的なポイントを押さえれば、ぷりぷりの葉っぱをたくさんつけた立派な株に育てるのは夢じゃない。もしちょっと元気がなくなっても、原因を探って手を打てば復活することも多いです。気負わずに、まずはあなたの三日月ネックレスと向き合ってみてください。きっと、その健気な成長ぶりに愛着が湧くはずですよ。